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よんだ|不格好経営

time 2014/02/26

よんだ|不格好経営

DeNAファウンダーであり
もっともDeNAに勢いがあった時期に代表から退いた南場智子さんの本

この代表を辞任されるときのエントリは結構感動しました。
たしかこの時期結婚されてることもほとんど表に出していなかったのでびっくりした記憶があります。

ビジネス書かなーと思って手にとったので拍子抜けしました。
かっこいい経営の心構え、成功の法則というようなことは書いていません。
この本の最初の方にも書かれていますがDeNAを創業してから失敗の連続だった、
その失敗の有り様を日記調にひょうひょうとした文体で綴られる
愉快な日々、という感じです。

話があっちにいったりこっちにいったり、要点がわかりづらい。
コンプガチャショックや怪盗ロワイヤルの爆発的ヒット、
時価総額が半端ないことになったり球団を買収した話と、
守安さんが歯が折れた話と社内でダイエットリレーした話がほぼ同じくらいの扱いです。
まじかよ。それでいいのかよ。
なのでビジネス書として読むよりエッセイとして読むとめっちゃおもろい。
エッセイとしては起こっていることが波乱万丈すぎなのですが。

「自分を賢く見せようとするな、
なりふり構わず助けを求めないといけない状況が
経営しているとたくさん起こる」という言葉がでてきます。

自分は〇〇に勤めていました!そのときのノウハウです!みたいな
題名からキャリアを全力で振りかざしたビジネス書があふれる中で
このハイキャリアなのに1ミリも触れてこない、
むしろマッキンゼー出身だろうが経営は失敗ばっかりだ
当たり前だこのやろー的なスタンスが読んでいていいなーておもいます。

この本を読むと実はDeNAという会社の成長ドライブは
社長の南場さんが行った決定ではなく
その時々の他の社員が始めたことが大きな転機になっている事がわかります。
mobageも球団買収もやりたいと言い出した社員に任せてほとんど口出ししていない。
ただしその人材が集まった理由やそこにいる理由は
南場さんのキャラクター抜きにはなかったであろう、ということが
よくわかります。いいなー

徐々に表舞台にもどってきている南場さん
活躍をもっとみたいと思える1冊でした。

不格好経営
不格好経営

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日本経済新聞出版社 (2013-08-02)
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