2018/12/05

たまにはデザインねた。はやくCCになりたい!
デザインパーツのカラーコントロールは一箇所にするとらくちん
Photoshopのスタイルのつけかたで
グラデーション・カラーオーバーレイ・パターンオーバーレイと複数の項目に色を持っている人をよく見かけるのですが
あとから色を調整したいときや他のフロント職種にカラー情報を渡すときにけっこう面倒。
さらにタチが悪いやりかたとして色相・彩度とか明るさ・コントラストを違うフォルダとかレイヤーに多重にかけて色を作るやつな。スタイルのコピペしても再現できないし途中で調整レイヤーがチギれて再現不可能になってめっちゃめんどくさい。やめてええええ!!
可能な限りメンテのしやすいつくりになるように気をつけています。
グラデーション
全て白黒で明度の情報のみを与える
描画モード「オーバーレイ」
カラーオーバーレイ
色の調整目的には使わないほうがよい
パターンオーバーレイ
パターンを登録するときに
白黒にして繰り返すシームレスな模様にして登録すると使い勝手が上がる
描画モード「オーバーレイ」
シームレスなテクスチャをつくるアクション
http://webcre8.jp/create/photoshop-seamless-texture.html
そうするとカラーコントロールがオブジェクトのパスだけになるので色の調整が簡単&
他の制作者に渡した場合でも再現が比較的正確になります。
この方法のデメリットが複数オブジェクトの色を変えるときで、
単品の色を変えるのは簡単なのですが複数変えるのが
毎回シェイプのカラーコードをいじらないといけなくなってけっこうめんどくさいです。
スタイルに色を載せていたほうがコピペで一気に変えられるので楽なんですけど…。
とおもってたらPRISMAがデメリットを解消してくれました。
任意のシェイプを管理して一括で色を変更してくれます。めっちゃ便利〜たすかる〜
Prisma Sneak Preview from Code Adventure on Vimeo.
ここでカラーコントロールをする
最近はスタイルは明度・彩度のみの情報を与えてPRISMAでカラーコントロールするで落ち着いてます
全部白黒だとちょっとデメリットもある
スタイルがすべて白黒だと色がどうしても浅くて安っぽくなるので
影をあらわすスタイルの場合
べヘルとエンボス・ドロップシャドウなど
・紫にグレーをまぜた黒
・または反対色を乗算で重ねる
光を現すスタイルの場合
べヘルとエンボス・シャドウ(内側)
・白を混ぜるのではなくひとつ上の明るい色相を混ぜる
・描画モードはスクリーンか覆い焼き
を一手間加えると色が深くなってなんかじょうずにみえます
ついでに全部スタイルじゃなくて手作業でちょっと仕上げを描くともっとうまく見えたりする
光源は画面内に光を発するオブジェクトがない限り一方向にそろえたほうがいいです
Command+Alt+iで包括光源が一括コントロールできます
jpgからデザインを起こすと包括光源のデフォルトが逆になるバグが有るんだけど
これのおかげでそんなにそのバグに困らなくなりました
スタイルとスウォッチの管理
スタイルとスウォッチは案件ごとに分割して保存しておくと便利
デフォルトはどうでもいいスタイルばっかりなので
この.acoと.aslでスウォッチとスタイルを空にします
Empty Styles Palette | Empty Swatches Palette
http://viget.com/inspire/clean-up-photoshop-swatches-and-styles
で、案件ごとに保存しておくと
新しい人が案件にジョインした時に.acoと.aslを配布して読み込めばOK
こんなかんじ。
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イラスト部分お借りました
http://www.jewel-s.jp/download/